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日常の選択改善!行動経済学の活用術 要約 「行動経済学が最強の学問である」 ② 相良奈美香

みなさん、こんにちは今回は前回に引き続き相良奈美香さんの「行動経済学が最強の学問である」という本を解説していきます。

目次

私たちは直感のシステム1と論理のシステム2によって意思決定を行っている

はいね

今日は前回に引き続き「行動経済学が最強の学問である」の解説をやっていくね!

はる

りょーかい。

はいね

次に僕たちの脳は情報を処理する時に「システム1」と「システム2」という2つの思考モードを使うんだ。

はる

思考モードって何?

はいね

システム1は、直感で素早く情報を判断するモード。

はいね

一方、システム2は、もっと論理的で、じっくりと物事を考えるモードなんだ。

はいね

飛行機の例でいうと、事故のニュースを見て旅行をキャンセルするのがシステム1の反応。

はいね

その後、じっくり考えて合理的な判断を下すのがシステム2ってわけ。

はる

なるほど、だから俺たちの決断は、この2つのシステムによって影響されるんだ。

はいね

その通り。ここでは、脳が情報を処理する時に2つの思考モードを使っているってことを覚えておいてね。

はる

わかった!

直感であるシステム1を使うと誤った判断をしやすい

はいね

次にね、直感で決めるシステム1を使うと、間違った決断をしやすいって話をしよう。

はいね

システム1はすぐに判断するけど、それが選択ミスにつながりやすいんだ

はる

どうして間違った決断をしやすいんだ?

はいね

例えば、インフルエンサーが紹介する商品をすぐ買ったり、家のローンを組んだり、彼氏や彼女を作ったりする時、後で後悔することが多いでしょ。

はいね

それは「なんかいいかも」という直感に従って決めたからなんだ。

はる

じゃあ、選択ミスを減らすには、じっくり考えるシステム2を使う方がいいんだな。

はいね

そうなんだけど、全てをじっくり考えると、すごく疲れてしまって、何も決められなくなることもあるんだ。

はる

深く考えるのって、そんなに疲れるの?

はいね

うん、だから普段はシステム1が多く使われるんだ。

はいね

ルフィの例で言うとシステム1は普通の状態で、システム2はギアを上げた状態だね。

はいね

大事なことはシステム2でじっくり考える。

はいね

トイレットペーパーや夕飯のメニューみたいな些細なことは、システム1で決めるといい。

はる

なるほど、普段は直感で決めて、大切なことはじっくり考えるんだな。

はいね

その通り。

システム1が不適切な場面で作動する原因

はいね

疲れていると、深く考えるエネルギーがなくなって、システム1が優勢になるんだ。

はいね

体調が悪い時や忙しい時、情報が多すぎる時もシステム1を使いがちになるんだよ。

はる

へえ、疲れてる時には直感で決めることが多くなるんだ。

はいね

そういうこと。この点を意識することが大切だよ。

はいね

例えばね投資の話をすると、たくさんの情報や難しい決算書を読むのは大変だよね。

はいね

だから、結局「スプラトゥーンが好きだから」とか「モンハンが面白かったからカプコンの株を買おう」という直感で決めちゃうことが多いんだ。

はる

それは、ちょっと危ないよな。

はいね

そうなんだ。さらに、タイムセールやコラボグッズで「残り1個!」とか「24時間以内に10%割引!」っていう時、焦って必要ないものまで買っちゃうこともある。

はいね

疲れている時や体調が悪い時は、ついカステラを衝動買いしたり、たくさんお菓子を食べちゃったりするんだ。

はる

へえ、疲れてるとそういうことになるんだ。

はいね

そうなんだ。

はいね

疲れている時はシステム1を使ってしまいがちで、間違った決断をしやすいんだよ。

はいね

だから、大事な決断をする時は、しっかり休んで余裕を持って考えることが大切なんだ。

はる

なるほど、休息が大切なんだ。

状況によって人は非合理的な行動をとってしまう

はいね

 そしてね、人の非合理的な行動のもう一つの理由は「状況」だよ。

はいね

周りの環境が私たちの判断や行動に影響を与えるんだ。

はいね

例えば、買い物をする時、周りに人がいないと安いものを買うけど、人がいると無意識に高いものを買っちゃう傾向があるんだ。

はる

他人の目を気にするってことかな?

はいね

そういうこと。

はいね

それから、Netflixの料金プランみたいに、選択肢が3つあると、人は真ん中の選択肢に安心感を抱いて、それを選びやすいんだよ。

はいね

だから、多くの人がスタンダードプランを選んでるんだ。

はる

確かに、真ん中のプランがちょうどいい感じがするよ。

はいね

その通り。このように、状況によっても僕たちの決断は影響を受けるんだよ。

はる

たしかに。

はいね

それと選択肢が多すぎると、人は選びきれなくなることがあるんだ。

はいね

例えば、チョコレートをお店に置くときは、10種類までがベスト。

はいね

それ以上になると、お客さんは選べずにお店を出てしまうんだって。

はる

へえ、だからメニューがたくさんあるお店って迷うんだ。

はいね

そうなんだ。

はいね

周りの人や天気、色、時間、体の位置、音楽など、たくさんの状況が私たちの行動を変えてるんだ。

はいね

でも、私たちは自分で選んでいると思っていて、環境の影響に気づかないことが多いんだ。

はる

それって、ちょっと驚きだな。

はる

自分が環境に影響されてるとは思わないもんな。

はいね

そうなんだよね。

今日はここまで

はる

とりあえず今日はここまで。
後半の解説は次回のお楽しみに!

はいね

みなさん次回の解説も読んでくださいね!
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この記事を書いた人

平々凡々な40代サラリーマン。
2023年Instagramで情報系アカウントフォロワーが4万人を越えたことがきっかけにブログ開設に踏み切る。
Instagramでは伝えきれない内容をこのブログで伝えていきたい!
忙しくても5分で読める内容量で本の要約を解説していきますので、スキマ時間活用ください。

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