みなさん、こんにちは今回は前回に引き続きナミ・バーデン&河合克仁さんの「世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業」という本を解説していきます。
悩みの本質は自分の理想像

今日は前回に引き続き「世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業」の解説をやっていくね!



りょうかい!



大切な話しだけど僕たちの悩みの原因って、心の中にある理想像なんだ。



理想像って、どういう意味?



例えば「自分はこうあるべき」とか「こうなりたい」と思っている自分の理想の姿のこと。



これが悩みや苦しみを生み出しているんだよ。



へえ、それはどうして?



現実の自分と理想像のギャップが大きいと、それに執着することで悩みが深まるんだ。



でも、俺は特にそういう理想像を持っているとは思わないけど。



それが理想像の厄介なところ。
過去の体験を通じて無意識に作られるから、普段は気づかないんだよ。



なるほど。
じゃあ、俺にも深層心理に理想像があるかもしれないんだ。



そうだね。
例えば、人付き合いで無理をして悩んでいる人は「いい人でなければ」という理想像を持っているかもしれない。



また、学歴にコンプレックスを持っている人は「もっと良い大学に行けたはず」と思っているかもね。



なるほど、理想像が悩みの正体なんだ。
じゃあ、どうやって悩みを解決するんだ?



まずは自分が苦悩の状態にあることに気づくことから始めるんだ。



イライラしたり、悲しくなったりする時、それがネガティブな感情のサインなんだよ。



それで、何をすればいいんだ?



気づいたら、その感情がどこから来ているのか考えてみることが大事なんだ。それが悩みを解決する最初のステップなんだよ。
苦悩の状態に気づく



次に大切なことを知っておく必要があるんだ。
苦悩は、実際に起こった出来事のせいじゃないんだって。



どういうこと?



例えば、友達に「太ったね」と言われて傷つくのは、その言葉自体が原因ではなく、自分の心が作り出したネガティブな感情が原因なんだ。



じゃあ、どうすればいいの?



要は、心の状態を変えないと、同じようなネガティブな感情が何度も繰り返されるってこと。



自分が太ったことを気にしている人は、友達に言われなくても、他のきっかけで傷つくかもしれない。



なるほど、じゃあ、太ったことを気にしない人は?



太ったねと言われても何とも思わないんだ。



理想像や執着しているものがなければ、同じ出来事でも全然違う反応を示すんだ。



つまり、理想像がネガティブな感情を作っているわけだ。



その通り。
自分がスリムでかっこいいと思っている人は、太ったと言われると傷つくし、そうでない人は何とも思わないんだ。



出来事が苦悩を作っているわけじゃなく、自分の理想像が苦悩を作り出しているんだな。



正解!理想像に対する理解がないと、苦悩のループから抜け出せないんだ。



なるほど、まずはそこを理解したいな!
頭の中にある心の声を聞く



次は、心の声を聞くことについて話そう。



ネガティブな感情に苛まれている時、心の声を聞いて、苦悩の状態に気付くことが大切なんだ。



それってちょっと怪しいかも。



全然怪しくないよ。とってもシンプルだから。



目を閉じて、背筋を伸ばして座って、頭の中で思ったことをひとつずつ確認するんだ。



そして、ネガティブな感情に気付いたらその声を聞くわけだ。



そうだよ。今、何かネガティブな感情を感じてる?



う~んそうだな。今日は休みだけど、明日の仕事が憂鬱かな。



じゃあ、目を閉じて心の声を聞いてみよう。
どんなことを思ってる?



「仕事が厳しいから嫌だな」「いつまでこの仕事を続けるのかな」「気にしないことが一番だよな」って感じかな。



その調子で、心の声を拾い上げていこう。



15個くらい拾い上げてみると、深層心理の声も聞こえてくるよ。



それで、自分中心の意識から生まれた心の声を確認するんだな。



そうだよ。
例えば、さっきの3つの心の声は、自分中心の意識から来ているよね。



だいたい90%以上が自分中心の意識から来るもんなんだ。



そんなに高いんだ。



そうだよ。自分の心の声のほとんどが自分中心から来ていることを理解したら、次はそれらから理想像を見つけるんだ。



そうだよ。自分の心の声のほとんどが自分中心から来ていることを理解したら、次はそれらから理想像を見つけるんだ。



理想像かぁ



例えば「こんな人間でありたい」とか「あの人のようになりたい」という深層意識の理想像を見つけ出すんだよ。



なるほど、でも自分の理想像がよくわからないな。



それは、まだ十分に心の声を拾い上げていないからだよ。



15個くらい心の声を拾い上げると、深層意識の声が聞こえてくる。そうすれば、理想像が見えてくるかもしれないよ。



了解、試してみるよ。



…あ、実際にやってみたら「どうして自分は認められないんだろう」とか「どうして感謝されないんだろう」という声が出てきたな。



じゃあ「はる」は他人に感謝されたいという理想像を持っていたんだね。



職場で認められず、感謝されないから、仕事に行くのが憂鬱になっていたわけだ。



なるほど、そういうことか~
理想像にしがみつくのをやめる



次に理想像にしがみつくのをやめるだよ。



でも、理想像にしがみつくのをやめるのは難しそうだな。



しがみつくのをやめることが重要だよ。



例えば、他人に感謝される人という理想像を持っているなら、人に感謝されなくても自分が納得できる仕事をすることを大切にしよう。



理想像に固執する代わりに、もっと現実的な視点を持つことが大事だよ。



なるほど、理想像を捨てるのには勇気がいるけど、試してみる価値はありそうだな。



もちろん、理想像に強く執着している人は、それを捨てるのに抵抗を感じるだろうね。



でも、理想像が苦悩の原因なら、捨てないと悩みは尽きないんだ。



理想像を捨てることが本当の幸せに繋がるのかな?



でも、理想像が苦悩の原因なら、捨てないと悩みは尽きないんだ。



理想像を捨てることが本当の幸せに繋がるのかな?



もちろんだ!そのためには、今の自分を受け入れることが大事だよ。



自分を批判する心の声を無くし、ありのままの自分を受け入れて、自信を持つことができるようになるんだ。



心の状態を理解して、理想像にしがみつくのをやめるんだね。
勉強になったよ。心が軽くなった感じがする。



それは良かった。
ただ、理想像を捨てるアドバイスは人によって合う合わないがあるからね。



夢や理想を追い求めてきた人には受け入れがたいかもしれない。
だけど、理想と現実のギャップに苦しんでいる人には、このアドバイスが心の処方箋のようなものになるんだ。



それでは今回の解説はここまでかな。



ありがとうございました。



今回は、ナミ・バーデン&河合克仁さんの「世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業」を解説しました。
本書では今回の解説以外にも為になる情報が紹介されているので、気になる方は是非、本書を読んでみてください。
まとめ
この授業を通じて心の苦悩の原因となる理想像について深く理解し、その理想像にしがみつくことをやめる方法を学びました。
理想像に強く執着することが苦悩を生み出しており、それを手放すことで本当の幸せに近づけることが明らかになりました。
また、理想像を捨てることの難しさと、それを受け入れるための心の準備の重要性についても触れました。
この知識を活用し現実と理想のギャップに苦しむ人々が、より充実した人生を送るための一歩を踏み出すことを願っています。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。



みなさん次回の解説も読んでくださいね!
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