みなさん、こんにちは今回は前回に引き続き桐生稔さんの「説明の一流、二流、三流」という本を解説していきます。
一流は数字を2つ使って説明する
今日は前回に引き続き「説明の一流、二流、三流」の解説をやっていくね!
りょうかい!
説明する時、数字をどう使うかって大事だよね。一流の人は数字をどう使うか知ってる?
うーん、詳しくは知らないけど、数字を使うと説得力が増すって聞いたことあるよ。
そうなんだ。例えば、91.3%のお客様が商品を気に入ったって言うと、具体的で説得力があるよね。
確かに、数字が入ってると具体的でわかりやすいな。
でも、一流の人はさらに上手に数字を使うんだ。2つの数字を使って説明するんだよ。
2つの数字?どういうこと?
例えば、エラーが3件出たけど、全体の0.1%だから大きな問題じゃないって言うと、エラーの影響がどれくらいかがすぐにわかるでしょ?
なるほど、比較のためにもう1つ数字を使うんだ。
うん。それで、相手に情報の価値がより伝わるんだ。
へえ、それはいい方法だな。
一流は図解で説明する
次に、手順を説明する時、一流はどうするか知ってる?
んー、分厚い資料で説明する?
それは二流のやり方だよ。一流は図やイラストを使って説明するんだ。
ああ、図やイラストだと、文字だけよりずっとわかりやすいよな。
そうなんだ。図解は情報が多くても視覚的で理解しやすいんだ。
たしかに、絵や写真があると、頭に入りやすいよね。
だから、手順を説明する時は、図解を使うのがおすすめなんだよ。
勉強になったよ。一流の説明のコツ、もっと知りたいな。
一流は許される時間内で説明する
「はる」は仕事で何かを説明する時、時間をどう管理してる?
うーん、話の量で決めるかな。どれくらい説明すればいいかなって。
それは二流のやり方だね。一流の人はどうすると思う?
一流の人はどうするの?
一流はね、相手が許してくれる時間を見極めて、その時間内で説明するんだよ。
へえ、具体的にはどうやって?
まず、最初に「1時間くらい時間をいただけますか?」とか聞いて、相手の返事で時間を決めるんだ。
相手の反応を見て時間を調整するんだ。
まず、最初に「1時間くらい時間をいただけますか?」とか聞いて、相手の返事で時間を決めるんだ。
相手の反応を見て時間を調整するんだ。
なるほど、事前にちゃんと時間を伝えて、相手も安心できるわけだ。
一流は状況で説明の順序を変える
次は一流は状況に合わせて説明の順序を変えるんだ。
説明の順序を変えるの?
うん。例えば、相手が結論を先に聞きたそうなら結論から話す。
根拠が大切そうな人には、根拠から話すんだ。
話す内容に合わせて変えるんだ。
そうなんだ。一流の人は、聞く人のニーズを理解して、それに合わせて話すんだよ。
ねえ「はる」はもし家族が病気で早退したい時、どうやって上司に伝える?
うーん、たぶん「15時に帰ります」って結論から伝えるかな。
それだと上司もびっくりしちゃうよ。
まずは「家族が熱を出してて…」みたいに事情を説明した方がいいんだ。
そうなんだ。話の背景を先に話すんだな。
うん。あとね悩み相談も同じで、いきなり結論から言うのは良くないんだ。
特に女性が仕事の愚痴を言ってる時は、先にしっかり聞いてあげることが大事なんだよ。
なるほど、相手が求めているのは話を聞いてもらうことなんだもんな。
そうそう。アドバイスを求められたら、その時に「こうした方がいいよ」と言うんだよ。
結論から話すのはいつも正しいわけじゃないんだな。
そうなんだ。一流の説明は、相手や状況に合わせて伝え方を変えるんだ。
へえ、それで説明が上手くなるのか。
うん。一流は伝えたいことを絞って、イメージさせるように話したり、図解を使ったりするんだ。
時間内に説明したり、説明の順序を変えるのも大切だよ。
なるほど、いろんな方法があるんだ。
そうだよ。一流の説明の仕方を学ぶと、もっと上手に伝えられるようになるよ。
分かった。一流の説明の仕方試してみるよ、ありがとう!
今回は、桐生稔さんの「説明の一流、二流、三流」を解説しました。
本書では今回の解説以外にも為になる情報が紹介されているので、気になる方は是非、本書を読んでみてください。
まとめ
効果的なコミュニケーションは、一流の説明の技術から学べます。
重要なのは、伝えたいことを絞り、話す内容に合わせた説明方法を選ぶことです。
結論から話すか、背景から始めるか、図解を用いるかなど、状況に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
今回の記事で紹介した一流の説明のコツを身につけて、日常生活やビジネスシーンでのコミュニケーションを改善しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
みなさん次回の解説も読んでくださいね!
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