みなさん、こんにちは今回は前回に引き続きイーサン・クロスさんの「Chatter(チャッター)」という本を解説していきます。
辛かった出来事を15分かけて日記に書く
次は、辛かった出来事を日記に15分かけて書いてみること。
これで問題から距離を取って、気分が楽になるんだ。
日記がそんなに効くの?
うん、心理学者のジェームズ・ペネベーカーは、ネガティブな経験を日記に書くと気分が良くなり、医者にかかる頻度が減ることを証明したんだ。
でも、なんで日記がそんな効果があるの?
日記を書くことで、イライラの原因がはっきりするからだよ。
多くの人は、何が不安でイライラしているのか、その原因を知らない。
日記を書くことで、その原因を自分で理解できるんだ。
なるほど、原因が分かると、心がスッキリするのか。
その通り!日記を通して自分と対話することで、心が楽になるんだよ。
そして解決しなくてもいいんだ。
なぜかって、日記を書くことで自分が抱える不安にどう対処すればいいかが明確になるから。
何をすればいいか分かると、人は安心するんだ。
へえ、不安の原因をはっきりさせないと、不安がずっと続くんだ。
ただ、日記では文法とか気にせず、ありのままの自分を出さないといけない。
誰にも見せない日記がベストだね。
確かに、人に見られると自分らしさを出しづらくなるな。
でも日記を書くのは大変だから、最初は自分の名前を使ってアドバイスをすることから始めるといい。
余裕があれば日記を書く感じでね。
分かった。次は?
辛い出来事に遭遇したら、今から10年後をイメージする
次は、つらい出来事に遭遇したら、今から10年後をイメージしてみること。
人はつらい時に視野が狭くなりがちで、今この瞬間だけを見てしまうから。
なるほど、短期的に物事を見るから落ち込んじゃうんだな。
そうそう。でも10年後を想像すると、今の失敗やつらい出来事が大したことないって気づけるんだ。
今日のつらい出来事を糧にすることもできる。
確かに、10年前のことなんてほとんど覚えてないもんな。
そうでしょ?実は、困難に遭遇した時に10年後の自分がどう感じるかを想像するのは、経験を広い視野で見るのにとても有効な方法なんだよ。
なるほど、次は何をすればいいんだ?
自分に起きた経験と同じ経験をした人を探す
もしまだ不安で絶望を感じるなら、自分と同じ経験をした人を探してみよう。
受験に失敗したり、子育てに悩んでいたり、破産してしまったりした人たちをね。
SNSを使えば、そういう人たちを見つけやすいよ。
それでどうなるんだ?
他の人たちも同じような苦しみを経験していることを知ると、自分の状況がそこまでひどくないと気づけて、心が落ち着くんだ。
なるほどね。
それでもどうにもならない時はハグをしよう
それでもどうにもならない深い悲しみがある時は、ハグをしよう。
交通事故に遭って歩けなくなったり、子供が亡くなったりした時も、まずは自分の名前を使って自分に呼びかけて視野を広げてみること。
それでも難しい場合は、体のふれあいがいいんだ。
握手でも、ハグでも、ペットをハグするのでも効果があるよ。
物理的な接触で安心感を得られるんだな。
ハグすると、ストレス解消に役立つ神経科学物質、オキシトシンやエンドルフィンが放出されるんだ。
本当に辛い時、人は自然とハグを求めるものなんだよ。
なるほど、ハグが大事なんだね。覚えておくよ。
今回の解説をまとめると、つらい出来事に遭遇しても、視野を広げてポジティブに捉えることが重要だよ。
自分の名前を使って自分に語りかけたり、日記を書いたり、10年後を想像すること。
そして、同じ経験をした人を探すのもいい。
それでもダメな時は、ハグをしてみよう。
自分の名前を使って自分に語りかけるのが特にいいと思うな。
すぐにできるし、効果もあるからだよな。
その通り。この方法はすぐにでも実践できるし、本当に効果があるんだ。
今回の解説で、それを伝えたかったんだよ。ありがとう、今日はここまでだね。
今回の解説ありがとうございます!
今回は「Chatter(チャッター)」を解説しました。
本書では今回の解説以外にも為になる情報が紹介されているので、気になる方は是非、本書を読んでみてください。
まとめ
この記事では、心の中のネガティブな声に挑戦し、ストレスや逆境に対処するための具体的な方法を紹介しました。
イーサン・クロス氏のアドバイスを基に、自分の名前を使って自分自身にポジティブなアドバイスをする方法や、日記を通じて感情を整理するテクニック、さらには未来を想像することで現在の困難を相対化する方法など、実生活で即座に活用できるコツを解説しました。
また、同じ経験をした人を見つけることの重要性や、最終手段としてのハグの効果についても触れ、心の健康を守りながら前向きな生活を送るための道標を提示しました。
このガイドが、読者の皆さんの日常生活において、少しでも助けとなり、心の平和と幸福への一歩となることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
みなさん次回の解説も読んでくださいね!
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