期待し過ぎない生き方、日々の小さな幸せを見つける 要約「あやうく一生懸命生きるところだった」②ハ・ワン

今日は前回に引き続き「あやうく一生懸命生きるところだった」の解説をやっていくね！

次は「期待しすぎない」ことだね。

うん、期待しすぎるとがっかりすることが多いんだ。

例えば、すごく面白いと聞いて見た映画がつまらなかったり、期待していたゲームがイマイチだったり。

そう、期待と失望はセットなんだ。映画だけじゃなくて、飲食店やマッチングアプリ、新作ゲームでもそう。

期待しすぎなければ、毎日が小さな幸せでいっぱいになるよ。

そうなんだ！

次は「他の選択肢はないという執着を捨てる」こと。

例えば「この仕事を失ったら終わり」とか「この人を逃したらもう結婚できない」と思うと、悲劇が始まるんだ。

この本の著者が高校生の時、韓国で一番難しいと言われる大学に入ることにすごく執着してたんだって。

そうだね。でも、残念ながら3回受験に落ちて、自殺を考えるほど落ち込んだんだって。

うん。結局、7年かけてその大学に入ったけど、人生が大きく変わることはなかったんだって。

そうだよ。執着しそうになったら、周りを見渡すタイミングを作ろう。

他の選択肢があることに気づくことも大事だ。

 次は「やらなかった後悔」についてだよ。

うん。著者は子供の頃、映画監督になりたかったんだけど、その夢は叶わなかった。努力もしなかったから。

じゃあ「はる」は好きな人に声をかけたの？

でも、安心して。夢を見るだけで何もしない人がほとんどだから。

ただ、何年か経つと「やっていたらどうなっていたのかな」と思って後悔するんだよね。

だから、人生は行動してもっと失敗していこう。失敗してもいいから、もっとやらかすべきだよ。

今よりも自分の人生にもっと忠実になってみるのはどうかな。

それと、自分のダメな部分を認めたら、自尊心が高まるんだ。

それはよくあることだよ。自分を過小評価して生きるのは苦しいよね。

自尊心が低くなる原因って何だと思う？

それもあるけど、1番の原因は自分を過大評価しているからなんだ。理想と現実のギャップが大きくなりすぎて悩んでるんだよ。

そう、動物たちは自分を過大評価せず、ありのままの自分で生きてる。

僕たちも幻想を捨てて、ありのままの自分を認めるべきなんだ。

例えば「自分はこのくらいの人間ですけど、それでも悪くないな」と思ってみること。

今の自分を受け入れると、逆に自尊心が高まるんだよ。

うん。著者は仕事を辞めてから1年間、わざとお金を稼がないように生きたんだって。

40歳で働かないって情けないと思われても、自由な暮らしを楽しみたかったんだって。

これまでお金のために自由を失っていたと思っていたから。

実際、年収300万円でも1000万円でも1億円でも、みんなお金が足りないと嘆いているんだよ。

著者はお金のために自由を後回しにし続けると、一生自由になれないって言ってるんだ。

そうだね。だから著者は、今の生活が維持できるくらい稼げればいいと思って働くことにしたんだ。

うん。著者はフリーランスのイラストレーターだから、必要以上に働く必要はないんだ。死ぬまで自由に暮らすのが目標なんだって。

今回の解説をまとめると努力は必ず報われるわけではないし、
やる気がなくても働いていい。
人生マニュアルを捨てて自分らしく生きよう。
人と比べたり、期待しすぎたりしないこと。
他の選択肢はないという執着を捨てて、やらなかった後悔は避けよう。
ダメな自分を認めると自尊心が増すし、お金のために自由を後回しにしないこと。

そうだね。もしかしたら、誰かが作ったレースに巻き込まれて、本当に大切なことを見失ってるかもしれないから。

今回の解説はここまでだよ。

今回は​​​​​​、ハ・ワンさんの「あやうく一生懸命生きるところだった」を解説しました。
本書では今回の解説以外にも為になる情報が紹介されているので、気になる方は是非、本書を読んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。