みなさん、こんにちは今回は相良奈美香さんの「行動経済学が最強の学問である」という本を解説していきます。
今回の本を読めば良い意思決定をする方法 を知ることができるようになる
「行動経済学入門:日々の意思決定を理解する」
日常生活でのさまざまな決断。私たちがなぜ特定の選択をするのか、その背景には何があるのでしょうか?
この記事では、行動経済学の基本概念をわかりやすく解説し、私たちの非合理的な意思決定を探求します。
認知の癖、感情、状況がどのように私たちの決断に影響を与えるのかを学び、より賢い選択をするためのヒントを得ましょう。
今回は、行動経済学について学んでいくよ。相良奈美香さんっていう、日本でめずらしい行動経済学の博士号を持っている人が書いた本なんだ。
この本、行動経済学って何かというと、賢い決断の仕方を教えてくれるんだよ。
賢い決断って、どんなこと?
僕たちは毎日3000回もの決断をしてるんだって。
ケンブリッジ大学のバーバラスアン教授がそう言ってるんだ。
例えば何を食べるか、どんな服を着るか、どのカップ麺を選ぶか、誰と遊ぶか、ゲームでどんな武器を使うか、さらには、スタバで何を頼むか、どの席に座るかまで、いろんな決断を毎日しているんだよ。
へえ、そんなにたくさん決めてるんだ。気づかなかったよ。
そうなんだ。そして、私たちのそうした小さな決断が、人気のサービスや商品を生み出しているんだ。
だから、ビジネスで成功したいなら、人々の決断や行動を理解することが大事。
今、世界の大企業、例えばGoogleやAmazon、Netflixとかでは、行動経済学を学んだ人を探しているんだよ。
この本を書いた著者の友達も、行動経済学を勉強したおかげでGoogleに就職できたんだって。
すごいね!じゃあ行動経済学って今すごく重要な学問なのね。
そうだよ。
この学問を学ぶと、なぜ人があるものを選ぶのかがわかるようになるし、消費者としても企業の戦略を見抜けるようになるんだ。
今日の授業で、そういう賢い決断の仕方を学べるよ。準備はいいかな?
うん、楽しみだね。よろしくね!
でもそもそも行動経済学って、どんな学問なの?
元々、経済学っていう学問があってね、その中では人はいつも理論的に、つまり合理的に行動すると考えられていたんだ。
でも、実際は人って必ずしも合理的じゃないんだよ。
例えば、ダイエット中なのにお菓子を食べちゃったり、貯金を下ろしてアイドルのCDを買っちゃったりすることもあるじゃない?
確かに、人は変な行動を取ることがあるよね。
そうなんだ。
だから、20世紀半ばごろに、経済学と心理学を組み合わせた新しい学問、行動経済学が生まれたんだ。
これは人がなぜそういう非合理的な行動を取るのかを明らかにする学問なんだよ。
へえ、そんなに最近の学問なんだな。
うん、僕たちがどんな小さなことでも、何かを選ぶ時は、意思決定があるんだ。
例えば、なんとなく座った席や手に取った商品も、どこかで「これがいいな」という決断をしてるんだよ。
じゃあ、変な行動の前には、変な意思決定があるってこと?
そういうこと。
行動経済学は、そういう非合理な意思決定を解明して、なぜ僕たちがそのような行動を取るのかを明らかにするんだ。
つまり、人を理解する学問なんだよ。
確かに、人は変な行動を取ることがあるよね。
なるほど、行動経済学って人の変な決断を解明する学問なんだ。
その通り。
ではこれから非合理な意思決定の原因について、もっと詳しく話していくよ。
わかった、楽しみにしてる!
確かに、人は変な行動を取ることがあるよね。
じゃあ、非合理的な意思決定の原因について話すよ。
主に3つの理由があるんだ。
僕たちの脳がどうやって情報を解釈して処理するか、つまり「認知の癖」について考えてみよう。
認知の癖って何?
脳は、入ってくる情報をいつも正確に受け取るわけじゃないんだ。時には、情報をちょっと歪めてしまうことがある。
これが非合理的な意思決定につながるんだよ。
どういうこと?
例えばね悲惨な飛行機事故のニュースを見た時、僕たちは「飛行機は危険だ」と感じて、海外旅行をキャンセルしてしまうことがある。
でも、実際は飛行機の事故率は非常に低いんだ。
このように、入ってきた情報が恐怖や偏見によって歪められるのを「認知の癖」というんだ。
なるほど、だから間違った決断をしてしまうのか。
今日はここまで
とりあえず今日はここまで。
後半の解説は次回のお楽しみに!
みなさん次回の解説も読んでくださいね!
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