みなさん、こんにちは今回は前回に引き続きハ・ワンさんの「あやうく一生懸命生きるところだった」という本を解説していきます。
期待しすぎるな

今日は前回に引き続き「あやうく一生懸命生きるところだった」の解説をやっていくね!



りょうかい!



次は「期待しすぎない」ことだね。



「期待しすぎない」?



うん、期待しすぎるとがっかりすることが多いんだ。



例えば、すごく面白いと聞いて見た映画がつまらなかったり、期待していたゲームがイマイチだったり。



逆に期待せずに見た映画が面白かったら、得した気分になるよね。



そう、期待と失望はセットなんだ。映画だけじゃなくて、飲食店やマッチングアプリ、新作ゲームでもそう。



期待しすぎなければ、毎日が小さな幸せでいっぱいになるよ。



期待するほど人生がつまらなくなるんだね。



そうなんだ!
他の選択肢はないという執着を捨てる



次は「他の選択肢はないという執着を捨てる」こと。



例えば「この仕事を失ったら終わり」とか「この人を逃したらもう結婚できない」と思うと、悲劇が始まるんだ。



ああ、他に選択肢がないと思い込むから、絶望するんだ。



この本の著者が高校生の時、韓国で一番難しいと言われる大学に入ることにすごく執着してたんだって。



え、それって日本でいう東大みたいなものかな?



そうだね。でも、残念ながら3回受験に落ちて、自殺を考えるほど落ち込んだんだって。



そこまで執着すると、ダメだった時に本当に絶望するんだな。



うん。結局、7年かけてその大学に入ったけど、人生が大きく変わることはなかったんだって。



7年もかけるなんてもったいないな。



この話は「夢は追い続ければ叶う」っていう話じゃなくて「他に選択肢があるのに気づかないのが愚か」っていう話なんだね。



そうだよ。執着しそうになったら、周りを見渡すタイミングを作ろう。



他の選択肢があることに気づくことも大事だ。
やらなかった後悔は後を引く



次は「やらなかった後悔」についてだよ。



「やらなかった後悔」?



うん。著者は子供の頃、映画監督になりたかったんだけど、その夢は叶わなかった。努力もしなかったから。



行動しないと夢は叶わないよな。



じゃあ「はる」は好きな人に声をかけたの?



かけてないよ。俺もバカだね。



でも、安心して。夢を見るだけで何もしない人がほとんどだから。



ただ、何年か経つと「やっていたらどうなっていたのかな」と思って後悔するんだよね。



だから、人生は行動してもっと失敗していこう。失敗してもいいから、もっとやらかすべきだよ。



そうだね。たとえ夢や恋が叶わなくても、その行動には意味があるんだからな。
ダメな自分を認めたら自尊心が増す



今よりも自分の人生にもっと忠実になってみるのはどうかな。



それと、自分のダメな部分を認めたら、自尊心が高まるんだ。



本当か?最近、SNSで見る金持ちや美人セレブと比べて、自分がダメだと思ってしまうことが多いんだ。



それはよくあることだよ。自分を過小評価して生きるのは苦しいよね。



自尊心が低くなる原因って何だと思う?



やっぱり、すごい人と自分を比べちゃうからかな。



それもあるけど、1番の原因は自分を過大評価しているからなんだ。理想と現実のギャップが大きくなりすぎて悩んでるんだよ。



ああ、そうかもしれない。



リスは他のリスより顔がかわいくないとか、どんぐりを集めるのが下手だからと自殺したりしないもんね。



そう、動物たちは自分を過大評価せず、ありのままの自分で生きてる。



僕たちも幻想を捨てて、ありのままの自分を認めるべきなんだ。



ダメな自分を認めるってどういうこと?



例えば「自分はこのくらいの人間ですけど、それでも悪くないな」と思ってみること。



今の自分を受け入れると、逆に自尊心が高まるんだよ。



なるほど、勉強になるな。
お金のために自由を後回しにしない



最後は「お金のために自由を犠牲にしない」ってこと?



うん。著者は仕事を辞めてから1年間、わざとお金を稼がないように生きたんだって。



40歳で働かないって情けないと思われても、自由な暮らしを楽しみたかったんだって。



え、それって羨ましいけど、どうしてお金を稼がないと決めたんだ?



これまでお金のために自由を失っていたと思っていたから。



実際、年収300万円でも1000万円でも1億円でも、みんなお金が足りないと嘆いているんだよ。



著者はお金のために自由を後回しにし続けると、一生自由になれないって言ってるんだ。



でも、お金は稼がないと生きていけないよな。



そうだね。だから著者は、今の生活が維持できるくらい稼げればいいと思って働くことにしたんだ。



今までは未来のために我慢してお金を貯めてたんだけど、それをやめて今の生活を楽しむために稼ぐようになったんだね。



うん。著者はフリーランスのイラストレーターだから、必要以上に働く必要はないんだ。死ぬまで自由に暮らすのが目標なんだって。



へえ、そういう考え方もいいね。



今回の解説をまとめると努力は必ず報われるわけではないし、
やる気がなくても働いていい。
人生マニュアルを捨てて自分らしく生きよう。
人と比べたり、期待しすぎたりしないこと。
他の選択肢はないという執着を捨てて、やらなかった後悔は避けよう。
ダメな自分を認めると自尊心が増すし、お金のために自由を後回しにしないこと。



今の生活に余裕がないと感じるなら、一度立ち止まって、本当に進んでいる方向が自分の行きたい方向か確認してみるべきだな。



そうだね。もしかしたら、誰かが作ったレースに巻き込まれて、本当に大切なことを見失ってるかもしれないから。



今回の解説はここまでだよ。



なるほど、ありがとう!



今回は、ハ・ワンさんの「あやうく一生懸命生きるところだった」を解説しました。
本書では今回の解説以外にも為になる情報が紹介されているので、気になる方は是非、本書を読んでみてください。
まとめ
この記事では、私たちの日常生活の中で直面する一般的な問題に対する具体的な解決策を探りました。
人生での努力の意味、やる気の重要性、自分らしく生きる方法、他人との比較、期待と現実、選択肢の重要性、後悔の回避、自尊心の向上、お金と自由のバランスについて考えることで、より充実した人生を送るための洞察を得ることができます。
この記事を通じて、自分自身の価値を再評価し、自分の人生をより良い方向に導くための一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。



みなさん次回の解説も読んでくださいね!
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